民主党政権にお嘆きの方

朗報である(挨拶)
小生こと三並達也(仮)は唐突にして民主党の不況脱出、失業者削減政策を発見してしまったのである。
それは、海上自衛隊を来年1月をめどにソマリア沖から撤退させ、代わりに海上保安庁を送るという対外政策である。
http://www.dpj.or.jp/news/?num=15092
http://www.dpj.or.jp/news/?num=15455
この民主党の両氏の発言は将来的に海上自衛隊ソマリア沖から撤退して、代わりに海上保安庁を派遣しようという内容が示唆できなくもない。
しかし、悲しいかな海上保安庁には現在長距離航行能力、長期間哨戒能力、高性能電探、軍用無線の傍受・暗号解析ができる巡視艇が一艇もなければ、船も送る余裕もない。
つまり、民主党は「来年から海上保安庁は長距離航行能力、長期間哨戒能力、軍用無線の傍受・暗号解析が可能な巡視艇を大量に建造し、その操船の為の職員を大量確保させる」ことによってソマリア沖への海賊対処を可能にしようという狙いだ。
なぜ長距離航行能力が必要か?
それはを沿岸のみ警備するわけではないから、タンカーの護衛とかでいったいどこまで着いていくのやら(ソマリア沖ですよ。)
なぜ長期間哨戒能力が必要か?
港に行って帰ってやるより、海上補給能力があったほうが効率いいでしょう
軍用無線の傍受・暗号解析がなぜ必要か?
ソマリア沖は現在各国海軍が割拠していてちょっとした海軍見本市状態です。
他国の軍が準軍事組織ではなく治安維持組織に情報をくれると思ってますか?
だから、他国の軍情報を盗むことができてかつ、それが外交問題にならないレベルの無線機等が必要になってくるのです。
なぜ大量に建造?
各国軍と連携行動が海上保安庁に取れるの?米軍とも共同演習したことないのに
そうなってくると全域カバーするのにいったい何隻必要になると。
失業問題は?
船一隻操船するのに100人必要だったとする。
ソマリア沖には1000隻必要だとしたら、100000人の人員確保。
50人でも、50000人の人員確保。
失業問題に大いに貢献できます。

楽しみだな、来年の補正予算案。

海上自衛隊行政警察権与えておけばすっごい税金の無駄遣いせずにすむのに。