二日目開場

小生は、会場時にはコスプレスペースと側の、企業ブースシャッターの一番外側に立っていた。
わかりにくい表現であるが、たぶんわかる人にはわかるからよしとする。
小生は正直不安だった。
この位置でかえるのか?
サイン本が買えるのか?
不安でしょうがなかった。
そして、雨がやんで、ビニールハウス状態になったガッパを、「超力招来」と叫びながら、破り脱ぎ、その場で捨てるわけにもいかずにそのまま中のゴミ箱管理のおっちゃんに渡すまで握り締めていたわけである。
そうこうしているうちに、開場。
本来なら初日からやっていた拍手をこの二日目して、今年初の開場拍手を小生はしたのである。
右手に、ガッパの成れの果てを握り締めながら、
拍手は、パチパチといった音ではなく、ビニールがガサガサいうなんとも寂しい音がした。
とにかく、列は動き出し、小生は早歩き。
スタッフの「走らないで」の声を振り切って走る人の背中を見ながら小生は、サンデーGXのブースへ、すでに列ができているが、開場してまだ、10分とたってないはずであるが、小生には、初日の売り切れの悪夢をぬぐいきれずにいたので帰るかどうか本当に不安だった。
これを読んでいる人の中で一体、コミケで、売り切れの恐怖を味わった同志が何人いるかは知らないが、とりあえず、この手のイベントでは、売り切れや「新館落ちました。」と言う恐怖が常に付きまとっているのだ。
その恐怖が、目当てのものをゲットするまで付きまとうのだからもう大変だ、外周外回りが、東123,456と点在していたらなおさらだ。
とりあえず、小生の不安をよそに、ブラックラグーンのサイン本は買えたけど、翡翠境奇譚のサイン本が出ていなかったのは不安であるが、やはりスケジュール的に無理があったのかねぇ。
とにかく、2日目のメインは、このサイン本だったので、もうアキバに言って明日のためにぷらぷらするだけだったのだが、それではさびしすぎるし、フィルムを8本買ってきた意味がないし、プログで宣言していた「どこぞの帝国海軍少佐」の衣装が泣いてしまう。
なので、終日コスプレ広場で写真を撮っていた。
それにしても、2種軍装が凄く暑い。
もう、汗だっらだらである。
話は、戻るが、
写真撮ったさ、すっごくとったさ、もうとったさとったさ、
工務店のおっさんの写真とって何が面白いんだろうと、後ろから通り過ぎてみたら、「あ!」の一言。
小生驚いた。
だって、本気で「(y゜ロ゜)yアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!! 」て、声も無く叫んだもん、
目の前の工務店のおっさんと思っていた奴が、
北の将軍様だよ。
すっごいそっくりだったんだよ。
ちゃんと片手あげてのポーズもしてたもん、
もう、アレは、影武者といってもいいよ。
あんまりに人が集まりすぎたから、スタッフがカウントダウンしてたよ。
軍コスでは、北朝鮮兵がいたね、士官と一兵卒が、逆三角形のピラミッドをバックにコミケカタラログを広げながら指をさしのポーズで写真取らせてもらったよ。