ブタとオンナノコとコウジョウと

児童向け文学、冬の新刊の構想(挨拶)

あるところにコウジョウがありました。
そのコウジョウには、まるまるとふとったブタさんがたくさんではいりしていました。
ひるもよるも、ブタさんたちはコウジョウをではりしていました。
ブタさんたちはコウジョウからでてくるときはゲッソリとやせほそっていました。
ブタさんたちは、やせたことをわらっていたり、やせたことにないたりしていました。
そして、きょうもまるまるとふとったブタさんたちは、ゲッソリとやせほそりながら、わらってないてでていきました。
そんなブタさんたちをみてオンナノコはおもった。
「このコウジョウはいったいなんなんだろう?」
オンナノコはコウジョウのなかにはいっていきました。
するとオンナノコのめのまえにまっかないたをもったつぎはぎだらけのオトコがたちふさがってオンナノコにいいました。
「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」
オトコのくちはつぎはぎでふさがれていてたのでオンナノコにはなにをいっているのかさっぱりわかりませんでした。
オンナノコはいいました。
「わたしは、たびをしているの。ここはなにをしているところなの。」
つぎはぎだらけのオトコは、とてもこまったようすでいいました。
「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」
つぎはぎだらけのオトコのこたえにオンナノコはくびをかしげました。
するとつぎはぎだらけのオトコは、じぶんのつぎはぎをめくりオンナノコをそのつぎはぎのなかにほおりこんでしまいました。
おんなのこはびっくりしてさけびました。
つぎはぎだらけのオトコもそのこえにびっくりしました。
「ナカデナニヲイテイルノカオシエテアゲルカラジットシテイテ」
つぎはぎだらけのオトコのなかでオンナノコはそのこえをききました。
そして、オンナノコはつぎはぎだらけのオトコのメをとおしてコウジョウのなかをみました。
コウジョウのなかは、まっかでした。
そのまっかなコウジョウのなかでブタさんたちは、ダイにすわりからだをまっかにしていました。
オンナノコはつぎはぎだらけのオトコにききました。
「あのブタさんはなんでまっかなの」
つぎはぎだらけのオトコはこたえました。
「ブタサンカラニクヲキリダシテイルカラアカイノサ」
オンナノコはたくさんつぎはぎだらけのオトコにしつもんをしました。
そしてそのたびにつぎはぎだらけのオトコはオンナノコのしつもんにこたえました。
そして、つぎのしつもんをしようとしたとき、コウジョウのおくからケムリをふきだしながらせまってくるぎんいろのオトコにオンナノコはきずきました。
オンナノコが「あれはなに」とこたえるやいなやはげしいしょうげきがはしりました。
ぎんいろのオトコがてにもっていたまっかないたでつぎはぎだらけのおとこをたたいたのだ。
「\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\」
ぎんいろのオトコのこえがつぎはぎだらけのオトコのみみをとおしてオンナノコにもきこえるがしみはさっぱりわかりませんでした。
「\\\\\\\\\\\\\\\\\」
「■■■■」
それいこう、つぎはぎだらけのオトコはオンナノコのしつもんにこたえることはありませんでした。
そして、ひがしずみよるになり、コウジョウのいちにちがおわるとつぎはぎだらけのオトココウジョウのそとにでてオンナノコをつぎはぎのなかからひっぱりだしました。
オンナノコはつぎはぎだらけのオトコにききました。
「つらくない?」
つぎはぎのなかからコエがひびいてきました。
「ソレガワタシノシゴトダ」
オンナノコはコウジョウからさっていきました。
ひがのぼり、コウジョウがうごきだし、ブタさんは日が沈み、こうじょうがうごくのをやめるまできょうもニクをきりとられにやってくる。
これは、オンナノコのたびのにっきのいちページ。

冬にはこれを絵本として出そうと思う。
いかがだろうか?
もしくはネタにしていいよ。
そのときは小生に一報入れろ。